2021-05-20 第204回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第6号
これは、広い範囲で内水被害が起こった、排水ポンプが水没して水位が下がらず、市街地が冠水して、大変高い割合となっているところであります。 今、政策統括官から答弁がありましたように、全体として見れば、中規模半壊の半壊全体に占める割合というのは三四・八%であります。多くの半壊世帯が支援法によって救済されなかったということが、今、この数字からも明らかであります。
これは、広い範囲で内水被害が起こった、排水ポンプが水没して水位が下がらず、市街地が冠水して、大変高い割合となっているところであります。 今、政策統括官から答弁がありましたように、全体として見れば、中規模半壊の半壊全体に占める割合というのは三四・八%であります。多くの半壊世帯が支援法によって救済されなかったということが、今、この数字からも明らかであります。
内水被害を踏まえた今後の対応として、垂直避難のできる民間の中高層マンション等に周辺住民の一時的な避難スペースを置くことができると更なる避難箇所の確保にまた寄与するものと考えておるわけでありますが、ゼロメートル地帯等においても持続可能なまちづくりを進めていくことが求められるわけでありますが、危険なエリアにおいても壊滅的な被害の発生を回避し、より安全性の高いまちづくりの実現にどう取り組んでいくのか、この
○国務大臣(赤羽一嘉君) 杉委員御指摘のように、災害は、人口集中地域に起こると、それは当然のことながら被害が拡大して深刻化すると、まさに内水被害も御指摘のとおりでございます。私の地元の神戸も大変そのリスクははらんでおりますし、実は、昨年七月に福岡県の久留米市を訪問いたしましたが、この久留米も、三年連続で内水被害としての浸水が続いているということでございます。
また、今後の気候変動による更なる降雨量の増大を踏まえると、平成二十六年八月豪雨時よりも大きな内水被害が今後発生することも考えられることから、河川管理者が主体となって行う河川対策の更なる強化や、新たに農業用ため池による雨水貯留機能の確保に向けた検討を進め、国、府、市、地元企業や住民など、あらゆる関係者が協働で取り組む流域治水を推進してまいります。
樋門を開けたままでの河川からのバックウォーターによる浸水、樋門を閉めたことによる内水被害と、原因は異なるものの、同じ地域に浸水被害が生じております。川越江川の地域における内水被害対策の進捗について確認をさせていただきたいと思います。 あわせて、この法案では下水道法の改正も含まれております。
水被害による被害の約三割は内水被害によるものであり、特に都市部であるほどその割合は大きくなります。 改正案では、下水道の樋門の操作規則の策定を義務づけることとしていますが、その効果をどのように見込んでいるのか、お答えください。 一方で、規則を定めても、設備が老朽化、陳腐化し、操作を安全に行うに当たっての根本的な課題が多いのが現状です。
また、内水被害防止にとって重要な下水道の耐水化、老朽化対策の現状と今後の見通しを伺います。 最後に、流域治水について、ある国交省幹部は、ある意味で治水政策の敗北とも受け取られかねない、河川部門の担当者には抵抗感を持つ人もいたと発言したとの報道があります。本音ですか。国交省こそが、従来の発想を転換し、流域全体で取り組む治水対策へちゅうちょなく取り組むべきです。 以上述べて、質問とします。
二〇一九年十月の台風十九号では、私の地元の世田谷とかまた大田で、四十戸以上の浸水、堤防のない地域での溢水、多摩川に注ぐ支流、下水道での逆流現象、内水被害が起きまして、約一万七千人が避難するという甚大な被害が起こりました。 そこで、公明党は、流域自治体の議員をメンバーにして多摩川流域治水対策プロジェクトチームというのを立ち上げまして、現場の視察、調査、要望活動を展開をしております。
この結果、淀川、宇治川等におきましては、水位低下による越水の回避や、堤防への負担軽減による決壊リスクの軽減もありますし、あとは、何といっても、本河川の水位低下により排水機場の運転停止が回避されることによる、今大変問題になっている内水被害の軽減等様々な効果があることも念頭に置きながら、国交省としてはしっかりと対応していきたいと思っております。
もし東京で大規模な内水被害が生じれば、行政、経済機能がストップするなど甚大な被害が生じる可能性もあります。 大都市の内水対策に対する下水道などインフラの強化について、赤羽国土交通大臣の見解をお願いいたします。
次ですけれども、大雨だとか台風で本流の川に流れ込む中小河川があふれて、また、そのほかの要因で内水被害が大変多く発生をいたしました。そして、家屋の浸水などが起きているんですけれども、そのような状況から、工事に関わる地方への財政支援を手厚くする必要があるのではないかと思います。内水被害防止対策の取組と併せてお聞きをいたします。
簡単に申し上げますと、内水被害のその水がどこから出てきているのか、どうやって解析するかということだと思いますけれども、現在、国、武雄河川事務所において地形や排水系統の調査、解析を進めておりまして、それらの検討結果につきまして、まずは六角川水系防災・減災協議会を通じて、佐賀県や小城市と情報共有をさせていただく所存でございます。
ただ一方で、同じ黒田庄町の前坂で内水被害が起きているということでございますので、この雨水ポンプ場の整備や、そして雨水幹線、これはほかのところで、加東市の安取のポンプ場とか、神戸市西区では西河原で雨水幹線を今回つくっていただいたんですけれども、この予算というのは本当に必要でございますので、ぜひとも内水対策、浸水対策、特に昨年の十九号台風のときには各地で内水が起こっております。
本川が整備されても、内水が行き場を失って内水被害が起きる、この割合の方が多くなってくるということですから、これはなかなか難しい。ハードだけではやはり限界があるからソフトの対策とあわせてしっかりと安全確保する、これは鬼怒川の災害からスタートした考え方であります。 その一つの重要なツールがハザードマップでありますけれども、従来は、従来想定、L1想定ということでつくられておりました。
しかし、今回、狩野川流域では内水被害を除き大きな被害は出ておりません。これは、狩野川台風後の昭和四十年に完成した放水路トンネル、狩野川放水路と呼びますけれども、これが毎秒百トンの洪水を本川から分派して直接海に放流した効果が大きかったというふうに思っております。
○国務大臣(石井啓一君) 昨年の台風二十一号では、近畿地方を中心に、大河川へ合流する支川での氾濫や河川に流入できずに浸水するなどの内水被害が多発いたしました。 水害対策の実施に当たりましては、氾濫した際の被害が大きい外水対策を進めるとともに、地域の内水対策も併せて推進することが重要であります。
今回の内水被害が、観測史上最高という前例のない降水量の結果引き起こされたことは、もう言うまでもありません。福知山市の和久市のポンプ停止は、水没が原因だ、水につかってディーゼルエンジンがとまった、これはもうはっきりしているんですね。 しかし、国土交通省のポンプの故障ですけれども、これについて、故障原因はわかっているんですか。
○森北政府参考人 委員御指摘の内水対策につきましては、国、県によります河川改修、これは支川も含めてでございますが、そういったものと、自治体による土地利用規制、ハード、ソフト一体となった総合的な内水対策計画を策定いたしまして実施をしているわけでございますが、この中で、自治体等が実施する事業につきましては、これも交付金等で支援することができますし、また、仮に内水被害が実際に発生したときには、国が保有しております
女沼川の改修が完了していないこと、それから、委員から古い古いと御指摘ございましたが、現在の釈水樋管の断面が不足していることから、近年では、平成二十年に時間最大五十ミリ弱の大雨が降った際に、農地や宅地の内水被害が生じております。そのため、茨城県におきまして女沼川の改修を進めますとともに、国土交通省において利根川に新たな樋管を設置するということにいたしておるわけでございます。
現在、その地域、合流地点におきまして内水被害が発生をしたということにつきまして、雨量、水位データ等、被害の発生要因をまずしっかりと調査させていただきたいというふうに考えております。その上で、桂川の管理者であります県と連携をし、対応方針を検討してまいりたいというふうに考えております。
しかし、信濃川下流域の支川では、四か所で堤防が破堤、決壊あるいは内水被害、これは河川の水位が高いことによりまして水が河川に流れないということによる被害でございますが、こういったものを通じまして、今回においてもやはり大規模な災害が発生していることを踏まえまして、更なる治水対策を進めてまいる所存でございます。
私も現地を視察をさせていただいたんですが、今御指摘のあった内水被害、これは、集落に水がたまったものが本来であればそこから河川の方に流していかないと、水がたまって集落がこれ水没してしまうんですね。そういうものが吐き出す口がもう水が満杯で水が出せないために集落そのものが水没してしまうと、まさにそういう状況が非常に各地で多発しています。
だから、そういった、国河川ではないけれども、県管理の河川が国管理の河川に注ぎ込むところ、例えばポンプで揚げるところもありますし、そこはもう一回、今回の被災地、県と協議をしながら、内水被害が広がらないように、やはりお互いに調整をした災害復旧なり改良事業を進めていっていただきたいと私は思うんですが、その辺の考え方はいかがでしょうか。